【開催報告】自治会・町内会運営懇談会「井戸端会議」を開催しました

8月1日(土) 市原野会館において、本年度新たに自治会・町内会長に就任された皆様にご参加いただき、自治会・町内会の運営に係る懇談会「井戸端会議」を開催しました。

市原野自治連合会では、人と人とのつながりを深め、誰もが安心して暮らせる地域づくりを目指しています。この「井戸端会議」は、自治連合会への要望や各自治会・町内会が抱える課題、日頃の運営で工夫していることなどを気軽に話し合い、お互いの経験を共有する場として昨年度から開催しています。

当日は、各地域からさまざまな意見や課題が寄せられました。

まず、多くの自治会・町内会で共通していたのが、会員の高齢化や担い手不足です。高齢で役員を務めることが難しいことを理由に退会されるケースや、役を免除することで一部の方に負担が集中してしまう現状が紹介されました。また、転入時から町内会へ加入されない世帯が増え、地域によっては会員と非会員の割合が半々になっているという報告もありました。

一方で、役員の負担軽減に向けた工夫も共有されました。回覧や連絡にLINEを活用し、高齢の方にはこれまでどおり回覧板や電話連絡を行うなど、それぞれの地域の実情に合わせた取り組みが紹介されました。

また、会費のあり方についても話題となりました。以前は懇親会や地蔵盆など地域交流に活用されていた会費も、コロナ禍以降は事業の見直しに伴い、繰越金が蓄積して会費を減額している町内会があることが報告されました。

さらに、「市民しんぶん」や「左京ボイス」などの配布時期と自治連合会からの配布物の受け取り時期が異なるため、役員が2度回る必要があるなど、実務上の課題についても意見が出されました。こうしたご意見については、今後の運営改善に向けて参考にしてまいります。

「地域のつながりの大切さは理解しているものの、必要性を感じない人が増えている」「災害対応は行政が行うものという意識が強く、地域の支え合いの重要性が伝わりにくい」といった声もあり、町内会の役割をどのように伝えていくかも大きな課題として共有されました。

また、先日の台風で被害を受けた地域からは、復旧や再発防止に向けた行政対応への要望も寄せられました。自治連合会としても地域の声を受け止め、関係機関への働きかけなど必要な後押しを行っていきます。

今回の懇談会では、同じ立場だからこそ共感できる悩みや、すぐに取り入れられる工夫など、多くの学びを共有することができました。
自治連合会では、今後もこのような意見交換の機会を大切にし、各自治会・町内会と連携しながら、地域の課題解決とより良いまちづくりにつなげてまいります。

懇談会でこんな質問もありました

なぜ市原野学区では「自治会」と「町内会」の名称が混在しているの?

市原野学区の自治会・町内会の名称には、地域の組織再編の歴史が関係しています。

市原野では、2010(平成22)年に「市原自治振興会」が解散し、「市原北」「市原東」「市原中」「市原西」の4つの組織に分かれました。当時はそれぞれの組織に複数の旧町内会が含まれていたという経緯から、これらを「~自治会」と名付けました。

その後、2020(令和2)年にこの4つの自治会は、さらに細かな単位の旧町内会へと分かれました。その際も、連合会への登録名は馴染みのある「〜自治会」を引き継ぐことになりました。

一方で、「野中自治振興会」や「宮ノ北町内会」、「らいこう橋町内会」のように、以前からの「〜町内会」などの名称を大切に残している地域もあります。

~自治会・町内会の呼び方の違い~ 

呼び方が異なるだけで、組織としての役割や活動内容に本質的な違いはありません。どちらも同じ地域に住む住民が任意で結成し、防災・防犯、清掃、地域の祭りなどを自主的に行う「住民自治組織」です。

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